
テヘラン:豪雨により引き起こされた鉄砲水によって、イラン北部および西部で少なくとも2名が犠牲になった、とイラン国営テレビは13日に報じた。
イランの救急サービス長Pirhossein Koulivand氏は、ここ24時間でカズビーン州で1名の、イーラーム州でもう1名の犠牲者が出たと国営テレビで
報じている。また、西アゼルバイジャン州にて雷の直撃により3人目の犠牲者が出たと報じられている。
イランの気象局は、首都テヘランを含む国内多くの地域で、季節の雨に注意するよう呼びかけている。
イランは数十年にわたる旱魃に苦しんでいる。この度の洪水は、気候変動によるもの、および河床近くの建物や道路の建設など、安全対策の軽視によるもの、と非難されている。
2022年7月には、土砂崩れと鉄砲水により、国内で少なくとも61名が犠牲になっている。
AP