
磯俣秋男駐アラブ首長国連邦大使は13日、UAE柔道連盟のナセル・アル・タミミー事務局長に対する旭日双光章の授章式を執り行った。
授章式はアブダビの大使公邸で行われ、2022年に日本政府から認定されたUAEでの柔道の普及に尽力したアル・タミミー氏の功績を讃えた。
アル・タミミー氏は20年以上にわたり、UAEで柔道を熱心に提唱し、その揺るぎない貢献により、柔道はUAE国内で盛んなものとなった。同氏の指導の下、UAEは2008年から柔道でオリンピックに参加している。
UAE国内での柔道の普及だけでなく、アル・タミミー氏は日本とUAEの間の柔道交流と友好関係の育成にも貢献し、スポーツを通じて二国間関係を大きく発展させてきた。勲章の授章は、両国の関係の深化を象徴するもので、アル・タミミー氏の顕著な貢献を認めるものだ。
旭日双光章は、その分野や社会貢献において顕著な業績を残した人物に贈られる日本で最も栄誉あるとされる勲章のひとつだ。柔道の促進やUAEと日本の友好関係の育成に尽力したアル・タミミー氏の献身が、この勲章の持つ価値の証しである。
授章式は、アル・タミミー氏のUAEでの柔道への貢献と、UAEと日本の関係の深化を祝う重要な式典となった。氏の取り組みは柔道のみならず、両国の二国間関係にも傑出した影響を与えた。