ラバト:安全保障当局者によると、モロッコ警察はスペインに向かうトラック内に隠された大麻樹脂5.4トンと、冷凍マグロに詰められたコカイン60キログラムを押収したという。
安全保障と税関の職員がタンジェの北港で、「国際貨物輸送トラックに積載された」大麻樹脂を押収したことを、モロッコ国家安全保障総局(DGSN)が22日夜に伝えた。
樹脂ブロックはトラックのシャーシ(フレーム)などの空洞にぴったりとはまるよう、特別な形のプレート状にプレス加工されていた。45歳のモロッコ人運転手が逮捕された。
警察の発表によると、20日、タンジェの別の捜査で、60キログラム近いコカインが冷蔵コンテナ内で押収されたという。
コカインはエクアドル産と書かれたマグロの中に詰められており、スペイン行きであった。
国連によると、モロッコは世界最大の大麻樹脂生産国であり、2022年に警察は100トン近くを押収した。
南米の麻薬カルテルがヨーロッパへの麻薬密輸の拠点としてモロッコを利用しているため、警察は近年、多くの大規模なコカイン押収も行っている。
AFP