
ドバイ:地元メディアによると、5月2日火曜日の夕方、イランの準軍事組織である革命防衛隊の基地が爆発し、2人の作業員が死亡した。爆発による被害の状況は不明である。
国営のIRNA通信によると、セムナン州北部のダムガン市郊外にある防衛隊の基地で「弾薬の移動」中に爆発が発生したと報じられた。
報道では、爆発の原因に関する詳細は明らかにされていない。IRNAは事件については調査中であると付け加えた
準国営のファルス通信は、テレグラムのメディアチャンネルで、基地で働く2人の作業員が死亡し、3人が負傷したと報じた。2人の名前が報じられたが、詳細は明らかにされていない。
革命防衛隊の遠征部隊は、中東全域で活動し、レバノンのヒズボラやパレスチナのハマスなどイランと協力関係にある過激派グループを支援している。防衛隊とイラン軍は以前から標的とされており、地域の緊張が高まっている。
2月には、イスラエルのドローンによって標的とされた施設に損害があったことが衛星写真で確認された両国の間で繰り広げられている「影の戦争」における最新の攻撃となった。。イランは当時、同施設は軍事工場であったと説明していたが、その工場が何を製造していたのかについて明らかにしなかった。
イラン政府によるウラン濃縮が兵器級に近いほど進んでいることに対する国際的な懸念が高まっている。専門家は、同国が望めば「複数」の原子爆弾を作るために十分な燃料を保有していると警告している。
AP