


イスタンブール:トルコの旅客機が滑走路を外れて死亡者3名と180名の負傷者を出した後、イスタンブール空港で木曜日にフライトが再開された。
サビハ・ギョクチェン空港は午前4時(グリニッジ標準時1時)頃に運航を再開させたが、フライトの遅れやキャンセルが相次いだ。
水曜日の夕方に、格安航空会社ペガサス航空の運航でトルコ西海岸のイズミルから飛んできたボーイング737が、強風と豪雨のなか着陸に失敗して滑走路を外れた。50から60メートル、オーバーランした後、深さ30メートルほどの溝に落下したとイスタンブール県のアリ・イェルリカヤ知事が語った。
乗客177名と乗員6名を乗せていた航空機は衝撃で3つに大破した。フライト追跡ウェブサイトの『フライトレーダー24』によれば、機体は11年経過したものであった。
イェルリカヤ知事は木曜日に、負傷者たちはみな容態が安定しているが、4名は重傷だと述べていたが、どれほど重傷であるかについては詳しく言わなかった。
12ヵ国におよぶ外国人乗客も22名含まれていた。
ペガサス空港は、ツイッター上のロゴを黒いバージョンにして哀悼の意を示し、同社の「優先事項は愛する方を亡くされたご遺族やご友人をサポートすることです」と述べた。同社はトルコの大富豪であるセブケット・サバンチ氏とその家族が株式の過半数を保有し、34.5%の株式がイスタンブール証券取引所で取引されている。同社所有の83機の航空機が100ヵ所以上の目的地に飛んでいる。
AP通信