
ワシントン:ドナルド・トランプ大統領は木曜日、アメリカがイスラム主義組織、アラビア半島のアルカイダ(AQAP)のリーダー、カシム・アルレイミを、イエメンでの対テロ作戦で殺害したと語った。
「レイミの下で、AQAPはイエメンの民間人に途方もない暴力をふるい、アメリカや我が国の部隊に対して、数々の攻撃を実行しようとし、呼び掛けてきた」。
「彼の死は、AQAPや世界のアルカイダ運動をさらに弱体化させ、これらの組織が我が国の安全保障に及ぼす脅威を消し去ることにさらに近づくことになる」と大統領は語った。レイミがいつ殺害されたのかについては発言しなかった。
アメリカはAQAPを、オサマ・ビン・ラディンが創設したアルカイダのネットワークの中で最も危険な支部組織の1つだと見なしている。
イエメンの複数の報道は最近、レイミがマリブでのドローン攻撃で殺害されたことを示唆してきた。ロイター通信はこれらの報道の真偽を確認できなかった。
あるイエメン政府当局者はロイター通信に対し、マリブでドローン攻撃があったものの、殺害されたのはライミではなかったと語った。