• モロッコとイスラエルは、2020年12月の国交正常化以来、軍事、安全保障、貿易、観光の分野での協力強化に取り組んできた。

ラバト：イスラエル軍は、同軍兵士がモロッコでの軍事演習に初めて参加すると発表した。アフリカ最大の軍事演習は火曜日に開始される。

「イスラエル軍が『アフリカン・ライオン』国際軍事演習に積極的に参加するのは今回が初めてである」とイスラエル軍は月曜日遅くに発表された声明の中で述べた。

エリート歩兵部隊である「ゴラニ偵察大隊の12人の兵士と指揮官の代表団」が派遣され、18カ国の兵士約8000人とともに軍事演習に参加する。

今回で19回目を迎えるこのイベントは、モロッコ軍と米軍が主催する合同軍事演習だ。

「今後2週間、兵士たちは市街戦と地下戦を組み合わせたさまざまな戦闘課題の訓練に集中して取り組み、最後に全参加国共通の演習を行う」とイスラエルの声明は述べている。

イスラエルは昨年も同イベントに参加したが、国際軍事監視団としてのみ参加し、兵士が現地で演習に参加することはなかった。

モロッコ王立軍（FAR）によると、軍事演習には、作戦計画や大量破壊兵器との戦い、陸・海・空・特殊部隊の戦術訓練、および空挺作戦の演習が含まれるという。

モロッコとイスラエルは、2020年12月の国交正常化以来、軍事、安全保障、貿易、観光の分野での協力強化に取り組んできた。

AFP