
カイロ:エジプトの警官がイスラエル兵士3人を射殺してから殺害された後、エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は火曜日に協力を強化することを誓ったと当局者は述べた。
エジプト大統領報道官によると、エルシーシ氏は、普段は穏やかな国境で土曜日に起きた致命的な暴力事件について、ネタニヤフ氏から電話を受けたという。
電話会談の中で、両首脳は「状況を明らかにするための両国間の調整の重要性」を強調した。
エジプトは、警官が麻薬密輸業者を追跡中にイスラエルに入り、イスラエル兵士との銃撃戦に発展したと述べた。
土曜日、ネタニヤフ氏はエジプトの銃撃犯を「テロリスト」と呼んだが、それ以来、ほとんどの場合、銃撃を「偶発事件」として話している。
イスラエル首相府によると、エルシーシ氏はネタニヤフ氏に「深い哀悼の意」を表明した。
また、「両首脳は、両国にとって不可欠な価値である平和と安全保障の協力をさらに強化するとの決意を表明した」とした。
イスラエルとエジプトの国境は、1978年のキャンプデービッド合意でエジプトがアラブ諸国として初めてイスラエルと和平を結んで以来、ほとんど平穏な状態にあった。
近年は、密輸業者と国境沿いに駐留するイスラエル兵との間で銃撃戦が繰り広げられている。
エジプトのメディアが22歳の徴兵であったと報じたエジプト人の加害者が、なぜイスラエルに渡り、発砲したのかについて疑問が提起されている。
ネタニヤフ氏は、日曜日の閣議の冒頭で、政府がエジプトに「共同調査が包括的かつ徹底的に行われることを期待する」という「明確なメッセージ」を送ったと述べた。
火曜日には、イスラエル首相府はネタニヤフ氏が「エジプト大統領に、事件の徹底的な共同調査へのコミットメントに感謝する」と述べたと発表した。
AFP