
ドバイ:エミレーツ通信社が報じたところによると、ドバイの裁判所は、個人や企業を狙ったオンライン詐欺で資金洗浄を行い、3,200万エミラティ・ディルハム(870万ドル)を横領した30人と7社に有罪判決を下した。
30人のギャングらは、合わせて96年の禁固刑が言い渡され、服役後はUAEから強制退去させられることになった。
また、裁判所は被告らに3,200万ディルハム以上の罰金を共同で支払うよう命じ、7社には合計70万ディルハムの罰金が言い渡された。
上級法務官であり、公的資金の訴追責任者であるイスマイル・マダニ顧問によると、一味は、取引関係のある銀行や金融機関になりすまして、被害者に11万8,000通のフィッシング・メールを送り、お金を窃取したという。
メールで、ターゲットとなった人々に被告人の口座に送金するよう求め、その後、ギャングらは資金を現金化したり、他の口座に送金したり、違法な資金源を隠すために中古車を購入したりしたとマダニ氏は付け加えた。
マダニ氏は、UAE当局はこのような犯罪行為と戦うためにあらゆる努力をしており、マネーロンダリング、オンライン犯罪、国家経済に影響を与える可能性のある詐欺にひたむきに取り組んでいると指摘した。