
ドバイ:カタールはアラブ首長国連邦(UAE)と19日に外交関係を回復することに合意した、とカタール外務省がツイッターで発表した。
大使館と領事館は6月19日に業務を再開する予定だった。
カタールはアブダビの大使館とドバイの領事館を再開する。UAEはドーハの大使館を再開する。
今回の国交回復は、「アラブの共同協力を強化し、両国民の願望を実現するという両国の指導者の意志を表している」と同省は声明で述べた。
UAEの外相であるアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下と、カタールの首相も兼ねるシェイク・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニー外相は、大使館の復活に祝意を表した。
エミレーツ通信社(WAM)の声明によると、両者は、二国を結ぶ深く根ざした関係を確かめる「協力とパートナーシップの新しい段階」の先駆けとして関係の回復を歓迎した。また、協力を強化する方法についても話し合った。
UAEを含む4カ国は、2021年1月にカタールに対するボイコットを終了した。
2021年にサウジアラビア主導で確執の終了に合意した後、サウジアラビアとエジプトは駐ドーハ大使を再任命したが、バーレーンはまだドーハに大使館を再開していない。
UAEの大統領シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は、2022年12月5日のワールドカップでのボイコット以来、初めてカタールを訪問した。