
リヤド:イエメン大統領指導評議会のラシャド・アル・アリミ議長は26日、同国の地雷対策センターとサウジアラビアのマサム・プロジェクトに対し「勇敢勲章」を授与した。
この勲章は、イエメン国内の地雷除去活動における同プロジェクトの尽力を評価したもの。
マサム・プロジェクトは、世界中で慈善支援を行う、サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)の監督下にあるサウジの取り組みだ。KSreliefは現在までに、92カ国において2402件の進行中および完了したプロジェクトを実績として挙げてきた。
2018年6月に始まった同プロジェクトへの支援をKSreliefが改めて表明したことで、イエメンでの活動が6年目も継続することになった。
マサム・プロジェクトはイエメンでこれまでに、25万1410個の不発弾、7836個の装置、そして13万9709個の対戦車地雷と6258個の対人地雷を含む、40万5213個の爆発物の除去に成功している。