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新フォーラムはシリア・ヨルダン間の麻薬密輸対策に取り組む

禁止されている精神刺激薬カプタゴンがシリアから流入していることに地域の懸念が高まっている。(ファイル/AFP通信)
禁止されている精神刺激薬カプタゴンがシリアから流入していることに地域の懸念が高まっている。(ファイル/AFP通信)
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24 Jul 2023 12:07:16 GMT9
24 Jul 2023 12:07:16 GMT9
  • アラブ連盟への再加盟以降、アサド政権と地域の関与は拡大している

アンマン:内戦で荒廃したシリアからヨルダンを経由して裕福な湾岸諸国へと至る麻薬の密輸に対抗するため、新フォーラムが23日にアンマンで初会合を開いたと、ヨルダン外務省が発表した。

禁止されている精神刺激薬カプタゴンがシリアから流入していることに対して、地域の懸念が高まる中、今月初めにダマスカスでヨルダンのアイマン・サファディ外相とシリアのバッシャール・アサド大統領が会談し、このフォーラムを設立することで合意した。

シリア代表団の団長を務めたのは、アリ・マフムード・アッバス国防相と総合情報局長のフサム・ルーカ少将。ヨルダン側は、ヨルダン国防省によると統合参謀議長のユセフ・フネイティ少将と総合情報部長のアフメド・フスニ少将が務めた。

ヨルダン国防省は、「ヨルダンへの国境を越えた密輸を組織、管理、実行する集団の問題に加えて、高まる地域全体への危機に対処するために、必要な措置について検討した」と述べた。

ヨルダンの治安部隊は近年、国境の管理を厳しくしており、シリアからの武器や麻薬の密輸を阻止したと度々発表している。

5月にアサド政権がアラブ連盟に再加盟し、2011年にシリアで内戦が勃発してからの10年以上にわたる孤立状態に終止符が打たれて以降、同政権と地域の関与は拡大している。

AFP

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