
カイロ:エジプト内務省は、警察が動物虐待の容疑で5人を逮捕、起訴したと発表した。
1つ目の事件では、容疑者の1人がバルコニーの端で犬を抱え上げている写真をフェイスブックにアップロードし、エジプト北部のアレキサンドリアで2人が逮捕された。
同省によると、2人は犯行を自供したため、これから起訴されるという。
2つ目の事件では、猫を虐待する様子を撮影した動画をSNSに投稿して、3人が逮捕された。
警察はこの動画を検証した後、虐待と撮影に関わった2人の他に、動画の公開者も逮捕した。
3人はギザ県ブラーク・エル・ダクルール地域の住民。
容疑者らの携帯電話には、虐待の様子を撮影した動画が記録されていた。
容疑者らは犯行を自供し、司法当局に送致されて起訴された。
3月には、猫を虐待している動画が流出し、エジプトの検察当局はカイロにあるカフェの従業員を捜査するよう命じていた。その後、この従業員は起訴された。
この従業員はTikTokに動画をアップロードして再生数を稼ぐ目的で、友人と冗談交じりに猫を虐待していたことが、捜査の結果明らかとなった。この動画は従業員の携帯電話から発見された。
検察当局は保釈金500エジプト・ポンド(16ドル)で、まだ捜査が続くこの被告人の釈放を命じた。