リヤド:UAEは日曜日、スーダンの紛争当事者に武器・弾薬を供給しているとのメディアの主張に断固反論した。
アラブ首長国連邦(UAE)は、2023年4月の紛争勃発以来、スーダンのいかなる紛争当事者にも武器・弾薬を供給しておらず、スーダンの紛争でどちらか一方に味方してはいないと、外務省のアフラ・アル・ハメリ戦略広報部長は述べた。
「紛争が始まって以来、UAEは段階的緩和、停戦、そして二国間および多国間の会合を通じた外交対話の開始をパートナーとともに求めてきた」と、アル・ハメリ氏は付け加えた。
UAEは一貫して、政治プロセスや政府樹立に向けた国民的合意を達成するための努力を支持してきた、とアル・ハメリ氏は述べた。
停戦が確保されるまで、スーダンの安全保障を達成し、安定と繁栄を高めることを目的としたあらゆる努力を支援し続ける、とアル・ハメリ氏は続けて述べた。
UAEは、スーダンの人々に影響を及ぼしている人道的状況と、近隣諸国へのその影響を監視し続け、人道的苦痛を軽減するためにあらゆる形態の支援を提供することを模索する、と高官は述べた。
空と海の連絡路の運航を通じて、UAEは病人、子ども、高齢者、女性など最も弱い立場にある人々のために、約2,000トンの医療援助、食糧、救援物資を提供してきた。
またUAEは7月、チャドのアムジャラス市に、国籍、年齢、性別、政治的なつながりを問わず、医療を必要とする人々のために野戦病院を建設した。この病院では4,147例の治療に成功している。
UAEは最近、同市に援助調整事務所も開設した。