ラタキア:エミレーツ赤新月社(ERC)は、シリアのラタキア県で47戸のプレハブユニット住宅プロジェクトを完成させたとアラブ首長国連邦(UAE)の国営通信WAMが20日に報じた。
UAEの大統領であるシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下の指示の下、ERCはラタキア県全域で総額6500万UAEディルハム(1770万ドル)相当の1000戸の住宅を建設している。
建設された住宅は、寝室2室、居間1室、台所1室、浴室1室を備え、太陽光発電式。
ERCのハムード・アル・ジュナイビ事務総長によると、住宅を提供する対象となる家族を選ぶために、地方開発局、ラタキア県議会、シリア・アラブ赤新月社、その他関係当局の職員で構成される委員会が設立されたという。
ラタキア県知事のアメール・ヒラル氏は、UAEがシリアで人道支援・救援プロジェクトを実施していることに感謝し、地震被災者の苦しみを和らげ、被災者の生活再開を支援する上で大きな効果があったと述べた。
ヒラル氏は、ラタキア県は住宅プロジェクトのために7つの場所を準備し、下水道、電気、電話網、サービスセンターなどの基本的なインフラを提供したと述べた。