
ポート・スーダン:スーダン与党主権評議会の発表によると、7日、アブドゥルファッターフ・アル・ブルハン司令官がカタール首長との会談のためドーハを訪問した。準軍事組織との約5か月にわたる戦闘が勃発して以来3度目の海外歴訪となる。
評議会の声明によると、ブルハン司令官とカタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長は「二国間関係、共通の関心事項、スーダン情勢などについて会談する」予定だという。
4月15日以来、スーダンの正規軍はブルハン司令官の元副官のモハメド・ハムダン・ダガロ氏率いる準軍事組織の即応支援部隊(RAF)と交戦している。
ブルハン司令官はハルツームの軍司令部内で何か月も包囲下で過ごし、先月初めて戸外に姿を現した。ここ数週間は地域の同盟国を訪問している。
以降、同司令官は戦闘を免れ、政府関係者や国連も拠点を移している同国東部のポート・スーダンに拠点を置いている。
スーダンで唯一機能している空港のある場所でもある。
先月末、同氏は初の海外歴訪として歴史的に最も近い同盟国であるエジプトを訪問し、続いて今週南スーダンを訪問した。
エジプトと南スーダンの両政府は、内戦初期の数か月間で調停の試みが何度も失敗に終わったことを受け、内戦終結に向けた努力を結集しようと努めてきた。
米国とサウジアラビアが仲介した複数の停戦協定が組織的に違反され、最新の停戦合意は6月に失効した。
武力紛争の場所と事象データ・プロジェクトの推定によれば、これまでのところ、戦争により少なくとも5,000人が死亡した。
国連によれば、市民480万人以上が国内の安全な地域に避難し、そのうち100万人が近隣諸国非難したとのことで、その数はさらに増加すると予想されている。
AFP