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(東京)茂木敏充外務大臣は、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣と電話会談を行い、インドに滞在する在留邦人の帰国に関するインド政府の支援に謝意を表し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が懸念される中、引き続き邦人の安全を保証する協力を要請した。
また茂木大臣は、インドにおける日本企業の活動の再開に向けた協力も要請した。また両大臣は、それぞれの国に滞在する自国民の帰国支援について一層協力することで一致した。
外務省の声明文によると、茂木大臣は、COVOD-19に関する日本からインドへの協力について説明し、ジャイシャンカル大臣から謝意が表明された。両大臣はCOVID-19対策に関する双方の国際協力につき意見交換を行い、引き続き両国で緊密に連携していくことを確認した。
声明文によると、茂木大臣は、状況が落ち着き次第、再び二国関係、中でも閣僚級「2+2」のフォローアップを始めとする安全保障・貿易面での協力や、経済・経済協力面での協力を進める意向を表明した。
これに対し、ジャイシャンカル大臣からも、今後も様々な分野で、日本・インド協力を進めていく意向が述べられ、両大臣は「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」に基づく二国関係を一層強化していくことで一致した。
電話会談は約30分間続いたと、外務省は述べた。