
東京:マイク・ポンペオ米国務長官は、ドナルド・トランプ大統領のCOVID-19による入院によって短縮された訪問のために、火曜日の真夜中過ぎに日本に到着した。
トランプ氏が病気になったことにより、歴訪は日本での丸一日に短縮され、国務省はポンペオ氏が当初計画されていたようにモンゴルおよび韓国を訪れることはないと発表した。
ポンペオ氏は、菅義偉氏の首相就任以来初めて火曜日に菅氏と会談し、インドおよびオーストラリアの外相を交えた外相会談に出席する予定である。
4か国グループ(米国、日本、オーストラリア、インド)の会議は、ワシントンと中国が激しい緊張状態にある中で行われる。
ポンペオ氏は、日本に向けて出発する前に記者団に、4か国のパートナーとの会談での「重要な成果」を期待していると語ったが、詳細は明らかにしなかった。
中国は、自国の発展を封じ込める試みだとして4か国を非難した。インド外務省のスポークスマンであるアヌラグ・スリバスタヴァ氏は、外相らは会合で自由で開かれたインド太平洋地域への支持を強調する可能性が高いと述べた。
COVID後の世界における新しい国際秩序とパンデミックへの対応を調整する必要性について議論が行われるだろうと同氏は語った。
今回の短縮された訪問で、ポンペオ氏が東アジアを訪れるのは1年以上ぶりとなる。国務省によれば、同氏は10月に再びアジアを訪問する予定で、元の旅程にしたがって訪問のスケジュールを再調整するという。
ロイター