• さらにその上、今年の秋の叙勲では民間部門から1,920人、女性から412人をはじめとして、4,100人の日本人が受勲した

カルドン・アザリ

東京：日本政府は12人の卓越したアラブ諸国の人物に、さまざまな分野で自国と日本の関係強化に貢献したとして、さまざまな勲等の勲位、勲章、褒章を授与した。

今年の秋の叙勲で、勲章・褒章を授与された60カ国の141人の外国人の中には、アラブ首長国連邦、ヨルダン、エジプト、オマーン、カタール、チュニジア、アルジェリア、エリトリアからの受勲者もいた。さらにその上、今年の秋の叙勲では民間部門から1,920人、女性から412人をはじめとして、4,100人の日本人が受勲した。

アラブニュースジャパンが受領した受勲者リストでは、両国関係の強化に貢献したとして、2人のアラブ人が勲一等の旭日大綬章を授与された。この2人はカタールの元エネルギー工業相で、日・カタール合同経済委員会の元議長を務めたムハンマド・ビン・サーレフ・サダ氏と、ヨルダンの上院議長、首相、外務大臣を務めたターヘル・マスリー氏だ。

元駐日アラブ首長連邦大使のアハマド・アリ・アル・ムアラ氏が、日本とUAEの関係強化と友好関係促進に貢献したとして、旭日重光章を授与された。

エジプトはアラブ諸国の中で最多受賞国となった。元計画・国際協力大臣のファイザ・アブルナガ氏と、元エジプト駐日大使のヒシャーム・エルズイメーティ氏が、旭日重光章を授与された。

それと同時に、元アレキサンドリア日本名誉総領事のアブデルファッターハ・モハメド・ラガブ氏が旭日小綬章を授与され、元エジプトン日本大使館地元職員のムハンマド・アメール・ムハンマド・アブデルラザク氏が、瑞宝単光章を授与された。

オマーンからは、元高等教育評議会事務総長、サーレム・ナーセル・マスカリ氏（73歳）は、旭日重光章を授与された。

チュニジアの元外務担当国務長官で、チュニジア・日本商工会議所会頭のヘディ・ベン・アベス氏（59歳）は、旭日重光章を授与された。さらにまた、首都チュニスのチュニジア・日本友好協会事務局長のラディア・リザー氏も、旭日小綬章を授与された。

アルジェリアから、オラン科学技術大電子工学部教授のナスル・エディン・ベラシェド氏が、旭日中綬章を授与された。

元アスマラ日本名誉総領事であるエリトリア人、ミカエル・ベイエネ・バイル氏が、旭日中綬章を授与された。

中東からの受章者たちの中には、ターキッシュエアラインズの役員会・執行委員会会長のメフメット・イルケル・アイジュ氏が、旭日中綬章を授与された。そして、日本在住イラン人で、翻訳家兼映画プロデューサーのショーレ・ゴルパリアン氏が、旭日双光章を授与された。

パキスタンからは、国立現代語大日本語学科（NUML）客員教授、ザッファル・マハムード氏（67歳）が、旭日双光章を授与された。

受勲している日本の人物の中では、安倍晋三前首相と現在の菅義偉首相の内閣官房参与で、アラブ外交団の親交のある人物でもある飯島勲氏（75歳）が、旭日重光章を授与された。また、日本人の中には、元沖縄知事の仲井眞弘多氏が、 旭日大綬章を授与された。

受勲した外国要人の中には、ルクセンブルグの元首相のジャン・クロード・ユンケル氏と、アメリカの元統合参謀本部議長のジョセフ・ダンフォード氏が含まれていた。この2人はともに勲一等の旭日大綬章を授与された。

11月11日に東京の皇居で、勲章は受勲者に授与されることになっていて、 徳仁今上天皇が   旭日大綬章を授けられ、菅首相が旭日重光章を渡すことになっている。

元駐日アラブ首長連邦大使のアフマド・アリ・アル・ムアラ氏が、日本とUAEの関係強化と友好関係促進に貢献したとして、旭日重光章を授与された。

元エジプト駐日大使のヒシャム・エル・ジマティ氏が、旭日重光章を授与された。

秋の叙勲