
ジェッダ:Sky News(スカイニュース)アフリカ特派員のユースラ・エルバゲール氏は、スーダンからジェッダに到着した避難者の一群の中に、思いがけず自分の叔父を発見した。
スカイニュースは、エルバゲール氏がジェッダのキング・ファイサル海軍基地でライブ中継中に、親戚を見つけたときの映像をシェアした。エルバゲール氏の叔父は、戦争で荒廃したスーダンから避難していた人々の中に立っていた。
もう1人インタビューする人を探していたエルバゲール氏が、「あっ、叔父だ」と叫んだ。
エルバゲール氏は急いでモーシンという名の叔父のところに歩み寄り、サウジアラビアの旗を持ったままの叔父と抱き合った。
モーシン氏は26日にスーダンを離れたと語った。エルバゲール氏はビデオインタビューを頼んだが、疲れすぎていて無理だったという。
サウジ外務省の発表によると、サウジ船「アマナ」は16日、ポートスーダンからキング・ファイサル海軍基地へ1687人を輸送した。
サウジアラビアがスーダンから避難させた人は合計2351人に達し、そのうち119人がサウジアラビア国籍、残りの避難者の国籍は67カ国に及ぶ。