
東京:外務大省参与で、イエメン共和国への前駐日本国大使である林克好氏が、2023年7月29日から8月2日にオマーン・スルタン国を訪れ、イエメン紛争に関与する当事者との協議を行った。
協議に参加した人物には、ムハンマド・アブドデッサラーム・フーシ派報道官、およびオマーン国外交担当外務次官であるシェイク・ハリーファ・ビン・アリ・ビン・イッサ・アル・ハルシー氏も含まれていた。
外務省参与の林克好氏は、フーシ派との協議で、イエメでの国内対話が早急に実現し、同国における永続的な平和を実現することを強く望んでいると述べた。彼はフーシ派に対し、平和を実現するために政治的な解決策に向けて努力するよう呼びかけた。
また、シェイク・ハリーファ氏との協議では、日本政府がオマーンの取り組みを高く評価し、イエメンの休戦の再更新と持続的な平和実現に向けた努力に感謝していることが確認された。
両国は、イエメン問題に関して引き続き協力することを確認した。
日本は国連や関係国と協力して、必要な支援と外交的な取り組みを通じてイエメンにおける平和と安定の実現に努める予定である。