


サウジアラビア王国遺産委員会の最高経営責任者(CEO)を務めるジャセル・アル・ハルバシュ博士と早稲田大学の長谷川奏教授が率いるサウジアラビアと日本の共同研究チームは17日、サウジアラビア・タブーク州ウムルジュ県ハウラー遺跡の考古学的発掘調査のライセンスに関する協定に署名した。
同研究チームはこれまでに、ハウラー遺跡にて古代からの貴重な歴史的・文化的遺産を発掘している。ハウラーは、サウジアラビア内陸部と海を結ぶ港湾都市として、物資の流通網において歴史的に重要な役割を果たしたと考えられている。
本協定の締結により、日本とサウジアラビアの考古学分野における研究・学術交流のさらなる発展が期待される。