
リヤド:サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、緊急に支援を必要としている国々に対するサウジアラビアの援助活動の一環として、イエメンとレバノンにおいて人道援助の提供を続けている。
KSreliefはイエメンにおいて7100箱のデーツを配布して4万2600人を支援した。
レバノンでは「アル・アマル慈善ベーカリー」の第4弾を開始したほか、今週は15万個のパンをシリア難民・パレスチナ難民や受け入れコミュニティーの家庭に配布して12万5000人を支援した。
一方、KSreliefの統括責任者であるアブドゥラー・アル・ラビーア氏は先日、第78回国連総会に合わせてニューヨークで国連人口基金(UNFPA)のナタリア・カネム事務局長と会談し、救援・人道支援の問題について話し合った。
両者はまた、知識、経験、現場のノウハウ、研究、訓練・能力構築などの交換を含む人道問題関連の協力を強化する合意に署名した。
両機関は今後、相互の招待に応じてセミナー、ワークショップ、展示会、交流訪問などに参加する。
アル・ラビーア氏は欧州委員会のヤネス・レナルチッチ危機管理担当委員とも会談し、救援・人道支援の問題や、危機の際の対応を改善するための戦略について話し合った。
レナルチッチ委員は、人道援助を支援し、その活動を世界中に拡大するための、KSreliefに代表されるサウジの取り組みを称賛した。