



ジェッダ:サウジアラビア航空(サウディア)は、30日にジェッダで開催されたイベントで、新しいブランドアイデンティティとデザインを発表した。サウジ通信社(SPA)が報じた。
同社の発表によると、新アイデンティティはサウディアの近代化への取り組みを反映し、サウジアラビアのアイデンティティを強く象徴する色を使用しているという。
また、SPAによると、サウディアは、顧客サービスシステムの開発、業務プロセスへの人工知能(AI)の導入についても説明したほか、新しくなった客室乗務員の制服を公開したという。
サウディアの新アイデンティティの公式発表は同社本社で行われ、政府高官、政府や民間部門の関係者、航空・航空輸送業界の専門家が出席した。
حفاوة وترحيب بإطلالة جديدة وأنيقة من طاقمنا الجوّي ✨#السعودية_لنا_جونا pic.twitter.com/h2l4Oiwswa
— السعودية (@Saudi_Airlines) September 30, 2023
スタート日の9月30日は、故アブドルアジーズ国王が「サウジアラビアの」旅客機DC-3に乗ってアフィーフからターイフまで初飛行した記念日にちなむ。
新しいロゴの色も、サウジアラビアとのつながりを考慮して選ばれた。
「グリーンは国旗の誇りと誉れ、そしてヤシの木はサウジアラビアの寛容、文化、ホスピタリティを表します。ブルーは、未来の先進的なイニシアチブにつながるインスピレーションの源、王国の海と空を象徴しています。最後に、サンディブラウンは、祖国の豊かさと真の価値を意味し、その深いルーツを持つ遺産を強調しています」と同社は発表の中で述べている。
サウディアグループの会長、イブラヒム・ビン・アブドルラフマン・アル・オマル氏は、同社は新たな時代に乗り出し、めざましく優位な段階に入っていると語った。
そして、1機の航空機でつつましく始まった同社が、140機以上の航空機を保有するまでに成長し、王国内の各地を結び、4大陸100以上の地域に就航していることを強調した。