
サウジアラビア外務省は、スウェーデンのマルメで過激派が「聖典コーラン」の写本を焼却したことについて強い非難を表明したと、国営サウジ通信が1日に報じた。
同通信社によると、焼却が行われることをスウェーデンの地元当局は把握していたという。
サウジアラビア外務省は、欧州の多くの都市において、表現の自由を口実に組織的に繰り返されてきたこのような目に余る行為を拒絶するという、サウジアラビアの立場を改めて表明した。
また、サウジアラビアはスウェーデン当局に対し、このような行為に早急に対処し、過激派グループが憎悪や人種差別を煽るような行為に及ぶのを許可しないよう求める方針だという。
国営サウジ通信