リヤド:サウジアラビアの援助機関であるサルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、2月に壊滅的な地震に見舞われたトルコ南部の被災地の医療サービスを支援する同組織の取り組みを補完するため、完全装備の救急車20台をトルコ保健省に寄贈した。
サウジ通信が6日に報じたところによると、救急車は4日に、サウジアラビア駐トルコ大使ファハド・アル・ナセル氏とトルコの保健副大臣スアイップ・ビリンチ氏の立ち会いのもとで引き渡された。
ビリンチ氏は、サルマン国王、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下、サウジアラビア政府に対し、サウジアラビアが地震の被災者に提供した援助と人道支援に感謝の意を表明し、サウジアラビアの援助が被災者の苦しみを和らげるのに役立ったと述べた。
2月6日、マグニチュード7.8の地震と余震がトルコの南部と中部、シリアの北部と西部の一部を襲い、5万人以上が死亡し、トルコで4万5968人、シリアで7259人の死亡が確認された。