
アラブニュース、リヤド
内閣は金曜日、地域の軍縮のための国際的な努力を支持する姿勢を改めて示し、中東の平和と安定に有害なイランの役割に対する懸念を表明した。
サルマン国王が議長を務める会議では、テヘランが2015年の核合意を順守しないと発表したこと、また、イラン政権が支援するテロリストの武装民兵の脅威が深刻化していることに対する懸念が表明された。
また、閣僚らは、中央アジアにおけるテロリズム、組織犯罪、および違法な武器貿易を阻止するために、サウジアラビアとロシア連邦から資金提供された国連プロジェクトについて議論した。そのプロジェクトは2020年から21年にかけて実施される予定で、世界をより安全な場所にするための防止的組織の確立を目指す。
内閣はまた、1100億ドルが投資されるジャフラガス田の開発計画を称賛した。
閣僚らは、経済の多様化や、資源活用、世界のエネルギー市場における先駆的地位の強化への尽力を強調した。
世界最大の在来型油田であるガワールの南東に位置するジャフラガス田は、推定200兆立方フィートの湿性ガスを埋蔵しており、1日に13万バレルのエタンと50万バレルのガス液やコンデンセートを生産できる。
22年以上にわたり、ジャフラは年間86億ドルの収入を生み出し、国内総生産に年間200億ドルの貢献をするだろう。
ジャフラガス田の開発は、サウジアラビアとよりクリーンなエネルギーミックスの推進だけでなく、世界のガス市場にも影響を及ぼす。
内閣はサルマン王とマイク・ポンぺオ米国務長官の会談についての説明も受けた。会談は地域的および国際的な発展について話し合われた。
さらに、閣僚らはG20諸国の財務相と中央銀行首脳の最初の会議の結果を振り返った。内閣は、持続可能な成長を達成するために、利用できる全ての政策手段を用いることに力を注ぐことを再確認した。
閣僚らは不動産の所有と管理の新しいシステムの承認も行った。