
ジェッダ:火曜、主要な内閣改造の一環として、投資、観光、スポーツを管轄するサウジの国家組織は省に格上げされる
サウジアラビア総合投資庁(SAGIA)は、カリド・アルファリフ元エネルギー相のもと、投資省に改編される。SAGIA長官のアルオマール氏は免職となる。
サウジ観光・国家遺産委員会は、新大臣のアハメド・アルカティブ氏のもと観光省に改編される。総合スポーツ庁は、アブドゥル・アジズ・ビン・トゥルキ・アルファイサル王子を大臣としてスポーツ省となる。
その他の変化として、トゥルキ・アルシャバナハ氏がメディア相免職となり、暫定大臣として商業相のマジド・ビン・アブドゥッラー・アルカッサビ博士が担当する。
モハメド・ビン・アブドゥッラー・アルアメール氏は、閣僚委員会の事務副総長に任命された。
スライマン・ビン・アブドゥッラー・アルハムダン氏は、労働・社会開発省との統合による人的資源・社会開発省への改編により、内相ではなくなる。
マジド・ビン・アブドゥッラー・アルホガイル住宅相は、現職と兼任で都市・農村問題省の暫定大臣となる。
「新システムは、不動産市場の大部分を占める住宅用不動産ユニットへの投資を促進し、共同所有により不動産ユニットのオーナー間の関係を規制し、責任・権利・義務を明確化するだろう」とアルホガイル氏は述べた。
新スポーツ相のアブドゥル・アジズ王子は、サルマン国王とモハメド・ビン・サルマン王太子に対し、「この貴重な信任とスポーツ界が享受する無限の支援」について感謝を表明した。
内閣改造は、遠く離れたロシアで歓迎された。ロシア直接投資ファンドの最高経営責任者キリル・ドミトリエフ氏は、カリド・アルファリフ相ひきいる新投資省は「ロシアとサウジアラビアが、昨年ロシア大統領のサウジ訪問時に大筋合意した相互投資の増加目標を達成する助けになるだろう」と述べた。
ドミトリエフ氏はまた、「両国にとって相互に利益となる新しい投資案件に取り組むのを楽しみにしている」と述べた。