• この移籍市場で、エンゴロ・カンテとカリドゥ・クリバリは有利なサウジ・プロフェッショナルリーグへの移籍をすでに決めている
• 「最高のゴールキーパーがうちにいる！」とアル・アハリはツイート。「要塞は安全だ」

ロンドン： 29日、GKエドゥアール・メンディがチェルシーから新戦力として石油豊富なサウジアラビアのアル・アハリへ移籍した。

この移籍市場で、エンゴロ・カンテとカリドゥ・クリバリは有利なサウジ・プロフェッショナルリーグへの移籍をすでに決めている。ハキム・ツィエクもアル・ナスルに移籍し、クリスティアーノ・ロナウドとチームを組むことになる。

アル・アハリとチェルシーは、ともに移籍を認めた。

「最高のゴールキーパーがうちにいる！」とアル・アハリはツイート。「要塞は安全だ」

メンディがアル・アハリのシャツを手にした写真が撮られたが、そこには契約期間であろう2026と書かれていた。

金額の詳細は明かされていないが、メディアによれば移籍金は1700万ポンド（約2150万ドル）という。

31歳のメンディは2020年にフランスのレンヌからチェルシーに移籍し、その初シーズンにチャンピオンズリーグを制覇した。セネガル人GKであるメンディは、翌シーズンのクラブワールドカップとヨーロッパスーパーカップも制覇した。

チェルシーは、「2021年のチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献したことで、われわれの歴史にはずっと彼の名が残る」と述べた。

「そのことにも、ほかのすべてにも、われわれは感謝している」

メンディは全コンペティションで105試合に出場したが、昨シーズンはケパ・アリサバラガがファーストチョイスに定着したため、バックアップキーパーに甘んじていた。

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ新監督は、引き続きアリサバラガを1番キーパーとして起用する意向だと報じられている。

メンディは、サウジアラビアがこの夏に実施する野心的なリクルート活動の一環であり、ヨーロッパのトップリーグから移籍を希望する選手の1人である。

ロナウドは12月にアル・ナスルに移籍し、カリム・ベンゼマは今シーズン限りでレアル・マドリードを退団した後、アル・イティハドと契約。

また、カンテはサウジアラビア王者のアル・イティハドにフリー移籍し、クリバリとルベン・ネヴェスはアル・ヒラルと契約した。

このオフシーズン中に、ヨーロッパからさらに多くの選手が続くと予想される。

AP