
リヤド:国営のサウジ通信社は11日、サウジアラビアの外相ファイサル・ビン・ファルハーン王子が、首都リヤドでドイツのアンナレーナ・ベアボック外相と会談したと報じた。
ファイサル王子とベアボック外相は、ガザ地区と同地域における最新の情勢と、紛争解決に向けた国際的な取り組みについて話し合った。
「また両者は、すべての紛争当事者が、民間人を標的にすることをやめるなど、国際人道法の規定を遵守する必要性を強調した」とSPA通信は伝えた。
両大臣は、国際社会が責任を持って即時停戦を実現し、国連安保理決議に基づいたパレスチナ問題の公正かつ包括的な解決に取り組み、包囲されたガザ地区の住民に緊急医療・救援物資を届けることの必要性を強調した。
今回の会談は、10月7日に起きたハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃に対抗し、イスラエル軍によるガザ地区への激しい攻撃によって11,000人以上の死者(その半数近くは子どもたち)が出ている中で行われた。