

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下が5日、ドーハへの公式訪問を締めくくり、カタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド首長に謝意を表したと国営サウジ通信(SPA)が報じた。
「兄弟国であるカタールを発つにあたり、私と随行した代表団を温かく迎えてくださり、また寛大にもてなしてくださったことに対して深い感謝とお礼を申し上げます」と皇太子は電報で述べた。
さらに、「今回の訪問と殿下との話し合いにより、両国間の友愛関係の強さ、あらゆる分野での協力を深めるという共通の願い、そしてサルマン国王と殿下のリーダーシップのもと、両国および両国民の利益を達成するために、共通の関心事に関する調整と協議を継続することが確認されました」と伝えられた。
皇太子と政府高官から成る同行団はサルマン国王の指示とシェイク・タミーム首長の招待により、5日にカタールの首都ドーハに到着し、第44回湾岸協力理事会首脳会議と第7回サウジ・カタール調整評議会に出席するサウジ代表団を率いた。
「兄弟国である両国の関係強化を目的とした、サウジ・カタール調整評議会の会合で得られた成果を称賛したいと思います」とムハンマド皇太子は述べた。
また「殿下が議長を務められた湾岸協力理事会首脳会議の第44回会合で達成された、前向きな成果についても賛辞を贈ります」とした。
ムハンマド皇太子はドーハ訪問中、シェイク・タミーム首長との首脳会談も行い、共通の関心事や両国関係を強化する方法について協議した。
そして皇太子は、「殿下のご健康とご多幸、そしてカタール国民のさらなるご発展とご繁栄をお祈りいたします」と締めくくった。