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OIC(イスラム協力機構)外相会議がウイルス対応を称賛

COVID-19に関する問題に取り組むため、水曜日の臨時のバーチャル会議中のOIC外相。(Twitter経由OIC)
COVID-19に関する問題に取り組むため、水曜日の臨時のバーチャル会議中のOIC外相。(Twitter経由OIC)
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23 Apr 2020 04:04:48 GMT9
23 Apr 2020 04:04:48 GMT9
  • サウジ外相がイスラム学者の国民の意識向上における役割を称賛

ヌール・ヌガリ

ジッダ:水曜日のイスラム協力機構外相会議は、新型コロナウイルスのパンデミックに対抗するための加盟国の努力を称賛した。機構のジッダ本部が主催する臨時のバーチャル会議で、ウイルスのアウトブレークが医療、安全保障、財政安定に及ぼす影響についても議論された。

サウジアラビア外相のファイサル・ビン・ファルハン王子は、この会議が宗教やコミュニティの指導者、イスラム学者、その他の著名人物を国民の意識を高める上での重要な役割と認識したと述べた。COVID-19のパンデミックの蔓延を抑制し、加盟国の人命保護のツールとして、個人的衛生、安全な習慣、適切な社会的行動の重要性について人々は告知されるべきである、と王子は付け加えた。

ファイサル王子によると、会議はまた、リスクを回避し生命を守るために、尊いイスラム原理の方針と教えに基づき推奨される予防策に従うことの重要性を強調した。これを念頭に置いて、王子は、モスクと礼拝所の一時的閉鎖を含む、人命を保護しパンデミックの蔓延を防ぐための加盟国とその宗教指導者の努力が評価されたと述べた。

これに関連し、参加者は、2つの聖なるモスクとアル・アクサー・モスクに関して講じられた予防措置、ならびに加盟国が優先する可能性のあるすべての追加措置を支持した。参加者はまたサウジアラビアがウムラと預言者のモスクへの訪問を一時停止するというタイムリーな決定の重要性を強調した。

外相会議ではまた、紛争に関与するすべての当事者が停戦を宣言し、暴力を終わらせ、医療と食料の供給を最も必要とする人々に届くようにするよう求めた。また、人道主義グループとドナーに、援助を与え、安全な供給ルートを確保するよう訴えた。

OIC事務局長のユーセフ・アル・オタイメン氏は、すべての当事者が「手を取り合って、世界に影響を与えている共同の敵と戦う。」と述べた。

外相会議は、科学に頼り、調整を強化することにより、パンデミックの健康、人道的、社会的、経済的影響に対処することの重要性を強調した。ウイルスの蔓延を防ぐために加盟国が取った措置を称賛し、命を救うために24時間最前線で働く医療従事者への支援を表明した。

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