
アラブニュース
リヤド:G20(主要20カ国グループ)議長国サウジアラビアは木曜、COVID-19パンデミックへの緊急対応および求められるワクチン開発の資金調達のため、より早急な寄付を呼び掛けた。
G20議長国はプレスリリースで国、国際機関、民間セクター、慈善団体、および個人に対し、資金調達のギャップを埋めるべく貢献を促した。
「COVID-19は命を奪い、家族を引き裂き、経済を脅かしている。対抗するには、緊急対応、診断、治療、求められるワクチンの開発、製造、配布のため資金が直ちに必要だ」と、G20サイト www.g20.org に掲載された声明は伝えた。
これまでに約19億ドルが寄付されているが、世界健康危機モニタリング委員会が設定した80億ドルの目標を大きく下回っている。
2020年のG20議長国のサウジアラビアは、5億米ドルを約束した。
「グローバルな課題にはグローバルな解決策が必要です。これはCOVID-19に対抗するため共に立ち上がり、ワクチンその他の治療措置を実現するという急務を支援する時です」と、サウジアラビアのG20議長ファハド・アルムバラクは語った。