
リヤド:世界でもっとも野心的な観光プロジェクトの一つを推進するレッドシー開発会社は、リゾートの「水上資産」ともいうべき建造物の設置に最適な立地を特定することに成功した。リゾートは、紅海沿岸の4つの主要な島を中心に建設される予定だ。
レッドシー開発会社CEOのジョン・パガーノCEOによれば、リゾートの建造物は、レッドシープロジェクトの基本計画に基づき、周囲の環境と調和して共存するよう意図されている。別荘やレストランに加え、シェイバラ南島とウンマハット・アル・シェイク島の超高級ホテル2棟と高級ホテル1棟用の受け入れ施設などがそこに含まれる。
「水上資産の位置を決定したことで、プロジェクトのマイルストーンをもうひとつ達成したことになります。これは、現地でのプロジェクトが順調に進んでいることを示しています」とPagano氏は付け加えた。
経験豊富な地元のボートクルーが周辺のサンゴ礁を慎重に航行し、建造物の位置を示すブイを設置した。クルーは、TRSDCの建設チーム、調査員、シュノーケラー、スキューバダイバーと協力し、ブイやコンクリートブロックによってサンゴが損傷を受けないよう作業を行った。
また建造物の位置については、環境への影響を最小限に抑えられることに加えて、建設面での課題を考慮しつつ、高級リゾートの一部としての機能性も確保できるよう最適な場所が選ばれた。