
リヤド:サウジアラビアの支援機関KSreliefは、さまざまな人道支援活動の一環として、シリアの人々への支援を継続している。
月曜日には、これまでに14機目となる救援機がリヤドからダマスカスに到着し、困難な状況に直面している人々への食糧、避難所、医療品を輸送したと、サウジ国営通信が伝えた。
ダマスカス郊外のハラスタでは、KSreliefが小麦粉399袋、毛布、衛生用品を配布し、532人が恩恵を受けた。
また、サウジアラビアの支援機関は、アレッポ県のジンディレス市でも56人の受益者に買い物券を配布し、指定の店舗で冬服を購入できるようにした。
ホムス県のタルビセ市では、KSreliefが529人に食料バスケット327個、冬用キット、衛生用品キットを配布した。
これらの取り組みは、シリア・アラブ赤新月社と連携したもので、サウジアラビアがシリア国民の苦境を緩和するために行っている取り組みの一環である。
KSreliefによると、2011年から2024年末までのサウジアラビアによるシリアへの支援総額は8億5600万ドルを超える。
一方、ガザ地区北部では、サウジアラビアの支援機関がジャバリア地区への帰還住民への支援を行っている。
KSreliefのガザ地区における執行パートナーであるサウジアラビア文化遺産センターは、広範囲にわたる破壊によりすべてを失った家族を支援するため、毛布、マットレス、調理器具などの必需品を提供している。
2015年の発足以来、KSreliefは461の地域、国内、国際組織と提携し、105カ国において総額73億ドル相当の3,306のプロジェクトを実施している。
そのプログラムには、食糧安全保障、水衛生、保健、教育、緊急支援、栄養、保護、早期復興、通信などが含まれる。