
リヤド:サウジアラビアは日曜日、イスラエル政府によるガザ地区への人道援助入国阻止の決定を、国際法に違反する「恐喝と集団処罰」の行為であると強く非難した。
外務省は日曜日の声明で、イスラエルの動きを非難し、ガザの人道危機が悪化するなか、国際人道法の直接的な違反であると警告した。
「王国は、国際社会に対し、イスラエルによるこうした深刻な違反を止め、国際的な説明責任メカニズムを作動させ、援助への持続可能なアクセスを確保するよう、改めて要請する」と声明は述べている。
この非難は、イスラエルが週末にガザへの援助トラックの進入を阻止し、過去6週間の戦闘を一時的に停止していた停戦をめぐる緊張をエスカレートさせたことによる。
ハマス側はエジプトとカタールの仲介者に、この膠着状態に介入するよう求めている。
一方、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、米国のスティーブ・ウィトコフ特使が提案したラマダン(断食月)と過ぎ越しの祭りの期間中の一時停戦をイスラエルが採用したと発表した。この停戦が合意されれば、3月31日のラマダン明けと4月20日のユダヤ教の過越祭まで敵対行為が一時停止されることになる。