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サウジアラビア通貨庁、紙幣を最大20日間隔離へ

22 May 2020
紙幣や硬貨は、安全に使用できるように特別な処理が施される。(Shutterstock)
紙幣や硬貨は、安全に使用できるように特別な処理が施される。(Shutterstock)
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Updated 23 May 2020
22 May 2020

ルバ・オバイド

ジェダフ:サウジアラビア通貨庁(SAMA)は、新型コロナウイルスの拡散を防ぐための予防措置として、国内外の調達源から受け取った紙幣や硬貨を隔離する予定である。

同庁は、電子決済手段とともに現金が、新型ウイルスが感染を拡大させる経路になると考えられると発表した。これを受け同庁は、現金の出処に応じて14 〜20 日の間、紙幣と硬貨を密封された状態で隔離するほか、健康リスクをさらに低減するための追加措置も講じる。

SAMAによると、「紙幣と硬貨は、安全に使用できるように特別な処理が施される」という。「その後、通貨庁の厳しい品質基準に従って機械で自動的に選別され、汚れた紙幣や不適当な紙幣は直ちに破棄される」

処理された紙幣と硬貨は同庁の国庫に保管され、要求に応じて銀行に引き渡される。これにより、より長い期間隔離された状態で保管することができる。

経済学者で金融アナリストのタラート・ザキ・ハフィズ氏によると、これらの予防措置が国内通貨市場のキャッシュフローに影響を与えることはないという。「数十年の経験を持つ通貨庁は、非常に正確な計算に基づいて行動しています」と同氏は述べる。「紙幣の隔離期間や隔離された現金の量と、国内の通貨システムと市場が必要とする量との間で、慎重にバランスを取る必要があります。また、国庫の現金残高も考慮に入れなければなりません」

ハフィズ氏は、通貨を隔離する決定は珍しいことではないと付け加えた。

「隔離手順は、同様の公衆衛生危機の際に頻繁に行われています 」と同氏は言う。「紙幣の安全性を確保し、処理メカニズムに従うことは、通貨庁と様々な銀行にとって一つの規範です」

SAMAは、銀行や金融を含む全ての経済セクターへのパンデミックの影響を、継続して追跡調査すると述べた。また、金融セクターの整合性と安定性を維持するために必要なあらゆる支援を提供し続けると断言した。

通貨庁は、新型コロナウイルス危機の経済的な影響への対策として、新たな政策や監督の役割の拡大など、さまざまな予防措置を実施してきた。

銀行に対しては、融資機会の提供、サービスコストの削減、特定の手数料の免除などを通じて、個人や企業の顧客がパンデミックの影響に対処するのを支援するよう呼びかけている。同庁はまた、民間部門がアウトブレイクによるキャッシュフロー減少の影響を緩和するのを支援するため、金融機関からの支援の必要性を強調している。

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