
リヤド】サウジアラビアの援助機関KSreliefが立ち上げたサウジアラビアの地雷除去プロジェクト(通称マサム)は、イエメン戦争で残された4600個以上の爆発物の破壊に成功した。
作戦は木曜日、イエメンの事実上の首都アデンの東、アビヤン州ジンジバルのワディ・デュフス地域で行われた。
同プロジェクトは、155発の発射薬、235発の導火線、85発の徹甲弾、4096発の銃弾、13個の対人地雷、5個の対戦車地雷、31個の手榴弾を含む、4620個の弾薬と戦争残存物の破壊を報告した。
マサム・プロジェクトは、イエメンの地域社会の治安を強化し、市民の命を守ることを目的とした活動であると付け加えた。
マサムの第一特別任務部隊の指揮官であるムンテル・カセム技師は、この作戦は、国際基準を完全に遵守し、居住地域や農業地域から離れた安全な地域で実施されたと述べた。
罪のない市民の生命を守るという任務の重要性を考えれば、特別任務チームの活動は一年を通して止まることはない」と付け加えた。
カセムは、アビヤンの高温と険しい地形にもかかわらず、チームは作戦を成功させたと付け加えた。
マサム・プロジェクトは、イエメンの人々が安全で尊厳のある生活を送れるようにするための重要な貢献である。
KSreliefは2015年5月の発足以来、107カ国で3,438の多様な人道支援プロジェクトを実施しており、その金額は70億ドルを超えている。