



アラブニュース
月曜日、ジェッダの新キング・アブドゥルアズィーズ空港(KAIA)内で、国際便で到着・出発する乗客のための無料の全自動無人運転車両(APM)が運行を開始した。
このサービスは、ターミナル1のチェックインエリアから搭乗エリアまで、あるいは搭乗エリアからチェックインエリアまで乗客を運ぶ。
この全長1000メートルのAPMは、この種のサービスとしてはサウジ国内の空港では最初のもので、1時間に4000人の乗客を運ぶことができ、2つの駅と10の車両を備えた2つの軌道がある。
各車両は最大65人の乗客を乗せることができ、2つの駅の間を85秒で運ぶ。乗客の待ち時間は、最長で170秒である。
「このタイプの自動運転電車が利用できるのは、限られた数の先進的な国際空港だけです」とKAIAの統括マネージャーEssam bin Fouad Nourは話した。
このAPMは、空調、ラジオ、情報システムといったターミナルに備えられている全ての設備を兼ね備えている。
また、乗客の安全を守るため、全てのAPM車両には、各種の火災報知システムと非常脱出口が備えられている。
この新空港は、第1段階では年間3千万人の乗客を受け容れ、第3段階の終わりには、年間利用者数は8千万人に拡大する予定である。
この空港のターミナル1の面積は81万平方キロで、220のチェックインカウンター、80のセルフサービスカウンター、25の国際便専用ゲート、13の国内便専用ゲート、8の兼用ゲートの計46のゲートと、94のボーディング・ブリッジがある。