
アラブニュース
リヤド:アラブ連合は木曜日に、民間人を標的にするフーシ派は一線を越えているとして、彼らに対する軍事作戦を開始したことを認めた。
作戦は、フーシ派武装勢力がサウジアラビアに対してドローンや弾道ミサイルによる攻撃を続けるなかで起きたものだ。
武装勢力は先週、リヤドに向けて弾道ミサイルを発射して迎撃された。ミサイルはイラン製であったと連合軍報道官のトゥルキ・アル・マリキ大佐は記者会見で述べた。
フーシ派が民間地域を標的にするのであれば、連合軍は彼らに対して「過酷な手段」をとること、そしてサウジはもはやそのような攻撃を容赦しないことをアル・マリキ報道官は付け加えた。
「テロ組織であるフーシ派民兵のリーダーたちを……追及して責任をとらせる。民間人や民間施設を狙うのは一線を越えている」と彼は言った。
イエメン軍は4月にアラブ連合が発表した45日間の停戦に応じたが、フーシ派は期間中に4276回の停戦違反を犯したと彼は述べた。
今週アラブ連合は、フーシ派の手に渡ろうとしていたイラン製兵器の2度の押収について詳細を公表していた。
アル・マリキ報道官は、4月と6月に起きたこの押収の件に言及し、イラン政府はフーシ派へ故意にミサイルを提供して地域の安全を損なおうとしていると述べた。
武装組織は、アルナハデン山を弾道ミサイルの貯蔵センターとして使っていると彼は付け加えた。
イランはイエメンへの武器輸出を禁じた国連決議に違反しており、イラン政府は地域の安全を故意に損なっているとアル・マリキ氏は述べた。