
サウジアラビア文化省は7月19日、音楽委員会の理事会の結成を発表した。その構成員は、バドル・ビン・アブドゥッラー・ビン・ファルハン文化相、ハメッド・ビン・モハメド・フェイエズ同国副文化相、バドル・ビン・アブドゥル・モフシン王子、バリー・イブ博士、ジョセフ・ポリシ博士、ニザル・ビン・ハシェム・ナクロ、ムハンマド・ビン・アブドゥッラー・アル・ムルヒムとなる。
理事会の構成員は、年4回、または必要が生じたときにはいつでも理事会を開催することを条件に、3年間更新可能である。
評議会は、音楽委員会の目標を達成するのに必要な決定を下し、その戦略の実施を監督し、その活動に関する方針を承認し、内部および技術的な手続き、ならびに音楽委員会の発展を促進するような計画およびプログラム全てを規制する。
この理事会は、サウジアラビアの文化部門の様々な分野を管理・発展させるため、文化省が新たに設立した11の文化理事会の一つとなる。
当局は、同国内の音楽部門の振興および発展、資金調達と投資、職業訓練プログラムと専門資格の採用、音楽教育プログラムの構築、才能ある音楽家への奨学金の提供に対して責任を負う。
音楽委員会を通じて、文化省はサウジアラビアの音楽部門を発展させ、音楽と芸術の制作両方を振興・支援・奨励し、地元の才能を開花させることを目指していく。
音楽委員会のジハード・アルカルディCEOは、文化に関する国家戦略の枠組み内で、音楽部門の戦略計画の立案に取り組み、同省の承認後の実施をフォローアップしていく予定だ。
音楽当局に課せられた任務の一部には、将来有望な音楽家の支援、著作権保護、ライセンスの提供、創造的環境の開発、訓練および投資機会の提供、国際コンクールの組織・開催、音楽芸術を専門とする産業の発展、サウジアラビアの音楽部門のデータベース構築などが含まれる。
SPAと共同