• 選手は7年前にパーソナルコーチとジムトレーニングを始めた

ロジエン・ベン・ガッセム

リヤド：サウジアラビア初の女性向け自転車競技大会で、上位4人の選手が表彰台に立った。

日曜日、サウジアラビア自転車競技連盟の監督の下、アバのアル・マハラ地区で開催された自転車競技大会には、国中から10名の選手が参加した。

アフラム・ナセル・アル・ザイド選手は、13kmのコースを22分18秒のタイムで完走して首位を獲得した。アヌード・カミス・アル・マジェドが25分39秒で2位、アラア・アル・ザハラニが26分57秒で3位、ヌウラ・アル・シェイクが27分4秒で4位となった。

同連盟のプログラムは、スポーツ省と協力して保健当局が発行した新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の発生に関連する健康プロトコルの承認を受けて再開された。

サウジアラビア自転車競技連盟の運営・技術顧問を務めるアブドラ・アル・ミズヤドはアラブニュースにこう語る。「私たちは、アルバハで初めて開催された第5回と第6回の青年・成人の大会を含む選手権を再開し、続いてアバで青年・女子の国内大会を再開しました。今回の再開は、サウジアラビアの選手権における自転車選手権の締めくくりとなりました」

「若者と大人の参加、男女の部門は誰でも登録できるように開放されており、参加した女性たちの熱意という点で特別なものでした」

アル・ザハラニはこう語る。「女性部門の出場者は、私のチームには7人ほどいました」

同選手は7年前にパーソナルコーチのもとでジムトレーニングを開始。2018年には、ラワシチームのキャプテンであるシェリーヌ・アブ・アル・ハサンと出会い、ハイキングを紹介してもらった。「サウジアラビアのサバ山やソウダ山、オマーンのシャムス山などをハイキングしました」

「新しいものを発見するのが大好きなので、私は2019年、新しいタイプのスポーツを練習したいと思っていました。趣味で自転車に乗るのが好きな友人がいて、私にも同じことをするように勧められました」

「その後、2020年のサイクリングのキャプテンを紹介してくれた人がいて、その人たちとプロとして練習を始めました。選手権の1ヶ月前から始めて、無事に（練習を）完了させました」とアル・ザハラニは付け加えた。

彼女によると、サウジアラビア自転車競技連盟が女性選手にスポーツでの夢や目標を達成するチャンスを与えてくれたのだという。