マナール・エルバス

ドバイ：ドバイのアル・グレア・センターにあるグリッチ（Glitch）は、4万平方フィートに及ぶ屋内ゲームパークでエキサイティングなアクティビティやビデオゲームを提供する最大級のファミリー・エンターテインメント・センターであり、暑い夏の日を家族や友人と楽しむのに最適な屋内お出かけ場となっている。

ゲームパークには、プレイエリア、乗り物、クライミングウォール、アーケードゾーンなど、30以上のアトラクションがある。

アラブ首長国連邦（UAE）の居住者人口が増加する中、家族全員が楽しめる屋内エンターテイメントの需要が高まっていました。総合的な屋内エンターテインメント体験を提供することを目指し、このニーズを満たすソリューションとしてグリッチが誕生しました」と、アル・グレア・センターのレジャー・エンターテインメント担当副社長シェリフ・エルデバウィ氏はアラブニュース・ジャパンに語った。

入店すると、時代を超えたマリオカートのアーケードゲームがあり、1人または複数のプレーヤーが没入型のレースゲームで競い合うことができる。エルデバウィ氏はアラブ・ニュース・ジャパンの取材に対し、任天堂の代表的なゲームがグリッチで大きな役割を果たしているのは、家族の絆を深める素晴らしい体験ができるからだと語った。

「私たちは、家族が過去の体験を共有することで絆を深め、親が自分のゲームでの冒険を思い出し、子供とストーリーを共有できるような環境を作りたかったのです。任天堂のマリオカートゲームは、楽しませるだけでなく、懐かしさを呼び起こし、世代を超えたつながりのきっかけを作ります」とエルデバウィ氏は語った。

その他のアーケードゲームには、『鉄拳』、『Halo』、セガの『ATVスラム』、『モータルコンバット』、『パックマン』などがある。ゲーミングパークには、Slam A JamやHoop Shotといったレトロなバスケットボールのアーケードゲームもあり、ゲストはテンポの速いバスケットボールのゲームで一人または友人と競い合うことができる。

様々なアーケードゲームの追加により、グリッチは将来Eスポーツトーナメントの開催を検討しているとアラブニュース・ジャパンに語った。

「マリオカートのトーナメントについては、ぜひやってみたいと思っています。大会は競争力を高め、あらゆる年齢層のゲーム愛好家が集まり、それぞれのスキルを披露し、切磋琢磨する場となるでしょう。今後もエキサイティングなアクティベーションにご期待ください」とのことだ。

さらに、グリッチの目玉のひとつであるパンドラのピーク（Pandora’s Peak）は、高さ10メートルの滑り台を滑り降りるために、雲の形をした障害物を登っていく子供たち専用のエリアだ。伝統的なプレイグループの要素と迷路のような構造を組み合わせるのが目的だ。

「パンドラのピークは、子供たちが想像力を働かせ、台から雲へと飛び移る爽快感と安全性を兼ね備えた方法でアクティブな遊びを楽しむ、またとない機会を提供し、若い冒険好きにとって忘れられないハイライトとなるように設計されています」と、エルデバウィ氏はアラブニュース・ジャパンに語った。

VRゲームでは、グリッチが受賞歴のあるリズムゲーム「Beat Saber」を紹介。ゲストはVRヘッドセットを装着してネオンの環境に入り、音楽のビートを表現したブロックを叩く。

さらに、ゲームに連動して360度回転する椅子の上で、様々な懐かしい没入型VRゲームを体験することができる。

エルデバウィ氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、グリッチではレーザータグや子供向けのソフトプレイエリアなど、様々な新要素を導入する予定だと語った。

「レーザータグ・エリアは、グリッチのゲームチェンジャーとなることをお約束します。このハイテンションエネルギーのアトラクションは、戦略、チームワーク、興奮を組み合わせた没入型の体験を提供し、会場を真にユニークな体験にします」

「さらに、クライミングウォールや高さのある障害物コースなど、アドベンチャーをさらに充実させ、来場者にさらなる挑戦とスリルを味わっていただけるようデザインしています」と語った。

さらに、この屋内パークでは、7月8日に初のサマーキャンプを開催し、子供たちがゲームやワークショップ、アドベンチャーに参加することで、創造力を刺激し、アクティブな遊びを促進する。

グリッチは毎日午前10時から午後10時まで営業しており、6,532円（149AED）で全アトラクションを体験できる1日券を販売している。