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ウムラ申請アプリ、許可証65万件を発行

COVID-19のリスクすべてが消えた時、第四段階では正常復帰したグランドモスクとなる。(SPA)
COVID-19のリスクすべてが消えた時、第四段階では正常復帰したグランドモスクとなる。(SPA)
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25 Oct 2020 07:10:45 GMT9
25 Oct 2020 07:10:45 GMT9
  • 保健省は新たにウイルス症例395件、死者17人を報告した。

モハマド・アル=キナーニ(Mohammed Al-Kinani)

ジッダ:ウムラ回復第三段階が近づくなか、巡礼省は10月23日時点でこれまでウムラ電子許可証を65万件以上発行したと、同省関係者は語った。

これは第三段階に入るウムラの段階的回復の一部である。コロナウイルスまん延の阻止を狙った厳密なソーシャルディスタンシング措置の中、一日2万人の巡礼者がウムラを行える。

アムル・アル=マダー博士(Dr. Amr Al-Maddah)巡礼省次官は金曜、アル=イフバリヤ(Al-Ekhbariya )TV チャンネルとのSkypeによるインタビューで、Eatmanaアプリはインストール250万以上、登録120万を数えたと語った。

同次官は、ウムラを実行するため巡礼者が新規許可証を申請できる回数は、主にグランドモスクに入場を許された利用者数に依存したと語った。

「段階的ウムラ回復計画に従って、申請の主目的はグランドモスクを利用できる巡礼者数を整理することだった。だから巡礼者は前回の巡礼が完了するまで別の巡礼を予約できない。これは最近のウムラ許可証の高い需要のためだ」と同博士は語った。

ウムラ許可証を与えられた巡礼者で後にCOVID-19症状を発症または感染者と接触したものは登録を取り消すことができると同次官は語った。

「これまで、165,000人以上の巡礼者がウムラを済ませ、20万人以上がグランドモスクで祈りをささげた。コロナウイルス症例が妥当なレベルまで下がっていなければこれだけの数の人たちが儀式を行ったりグランドモスクでの崇拝ができなかっただろう。だから、聖地を訪れる巡礼者が予防的健康措置に従えば、事態の収拾に役立ち、他のイスラム教徒が儀礼を行なえる」と同次官は語った。

11月1日から始まる第三段階では、海外からの巡礼者は一日あたりのフル収容数で巡礼者2万人、崇拝者6万人でウムラを行えるだろう。COVID-19のリスクがすべてが消えた時、第四段階では正常復帰したグランドモスクとなる。

一方、サウジアラビアでは土曜、COVID-19関連の死者17名を発表し、死者総数は5,281名になった。

サウジでは新たな症例が395件報告され、これまで病気に334,552名が接触したことになる。現在の感染者数は8,276件でそのうち788件は重症である。

保健省によると、新規に記録された症例は、メディナで85件、リヤド37件、マッカ32件であった。

さらに、COIVID-19から患者417名が追加で回復し、サウジの回復者合計は330,995人になった。

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