
リヤド:サウジアラビアの社会開発銀行(SDB)は13日、同国の2つの銀行と、Zoud Savingsの加入者向けに貯蓄商品を提供する契約を締結した。
Zoud Savingsは、貯蓄の習慣を促進し、個人がよりスマートに資金を管理できるよう支援することを目指している。
同契約はアルジャジーラ銀行およびバンク・サウジ・フランシとの間でそれぞれ締結され、Zoud加入者向けの貯蓄オプションと商品を拡大することを目的としている。
SDBは2018年、10月31日の世界勤倹デーに合わせて同プログラムをスタートした。プログラムは、サウジアラビアの家計の貯蓄を所得の6%から10%に引き上げるという、サウジビジョン2030の目標のひとつに沿って導入されたものだ。
国民の貯蓄に対する意識を向上させ、貯蓄文化の形成、金融リテラシーの向上を目指している。
プログラムでは、毎月最大20%の現金インセンティブと、柔軟な貯蓄管理支援を受けることができ、好評を博している。これまでに累計で7万1000人が加入し、総額で2億サウジリヤルを超える貯蓄につながっている。
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