
メッカ:ウムラの再開以来、二聖モスク庁はサーマルカメラでおよそ400万人の体温を測定している。熱のある巡礼者を発見するために、合計25台のカメラが大モスクの入場口に設置され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大をチェックしている。サーマルカメラを使用できるように、100人以上の職員が訓練を受けている。こうしたカメラは、対象者が6メートル離れていても、その体温を表示することができる。巡礼者はまた、入場口で消毒剤も散布される。
二聖モスク庁は巡礼者たちを守るために、厳格な公衆衛生・安全対策を導入した。ソーシャルディスタンスを取るために、高齢者や障がい者が安全に儀式を行えるように専用の通路を設定した。
空調システムとフィルターは、紫外線消毒技術を用いて毎日9回清掃されていて、200台以上の手指消毒器が、このモスクの至るところに配置されている。
冷水器と再利用可能な水筒は、公衆衛生上の理由により禁止されており、二聖モスク庁はその代わりに、各巡礼者にザムザムのウォーターボトルを決められた本数配っている。
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