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イラン、霊廟での襲撃で死亡した2人目のシーア派聖職者を埋葬

イラン北東部の都市マシュハドにあるイマーム・レザー廟の中庭を歩くイスラム教シーア派の礼拝者たち。2022年4月5日撮影(AFP)
イラン北東部の都市マシュハドにあるイマーム・レザー廟の中庭を歩くイスラム教シーア派の礼拝者たち。2022年4月5日撮影(AFP)
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09 Apr 2022 06:04:41 GMT9
09 Apr 2022 06:04:41 GMT9
  • 犯人は火曜日、イマーム・レザー廟の中庭で多数の参拝者が集まっている中で襲撃を実行

テヘラン:イランは金曜日、同国北部にある霊廟で起きた、ジハード主義によるものと疑われる襲撃で死亡した2人目のシーア派聖職者を埋葬したと国営テレビが報じた

中堅の聖職者であるサデグ・ダライ氏は、今週初めにイラン第2の都市マシュハドで起きた刺殺事件で負った傷のため、木曜日に死亡した。

国営テレビによると、別の聖職者モハマド・アスラニ氏も刺殺され死亡、3人目のモフセン・パクダマン氏は病院で安定した状態にあるという。

イランの聖なる断食月(ラマダン)3日目の火曜日、シーア派信者の間で最も崇拝されている建造物の一つであるイマーム・レザー廟の中庭に多数の礼拝者が集まっている中で襲撃が行なわれた。

ダライ氏は、聖域の中庭にある「殉教者」のために設けられた区画内で、アスラニ氏の隣に埋葬された。アスラニ氏の遺体は木曜日に埋葬されている。

地元メディアは、襲撃の犯人を21歳のスンニ派過激派で1年前にパキスタン国境経由でイランに不法入国した、ウズベキスタン人のアブドラティフ・モラディであることを明らかにした。

報道によると主犯格の2人の兄弟を含む6人の共犯者容疑者を逮捕したとのこと。

国営通信社IRNAは、3人の犠牲者は300万人以上が住む都市マシュハドで宗教活動および慈善活動に携わっていたと発表した。

イブラヒム・ライシ大統領は、今回の刺殺事件は、米国を拠点とする「タクフィリ」グループの影響によるものだと非難している。「タクフィリ」とは他者に背教者の烙印を押し、死を宣告するイスラム教徒のことで、通常スンニ派の過激派を指す言葉である。

アハマド・バヒディ内相は木曜日、「憎悪に満ちたテロ活動」を非難し、「タクフィリ」思想を助長するものは「厳しく罰せられる」と警告した。

火曜日の刺殺事件は、今週初めに聖職者を狙った別の襲撃事件に続いて発生。

日曜日には、北部の町ゴンバデ・カブスのモスクでスンニ派の聖職者2人が射殺された。

この事件についても、当局は動機について明らかにしていない。

AFP

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