
アラブニュース
ジッダ:第33回ラテンアメリカおよびカリブ海イスラム教徒国際会議が水曜日に始まり、35か国の学者と研究者参加のもと、新型コロナウイルスのパンデミック下における法理に焦点が当てられた。
今年バーチャル環境で開催された2日間の会議は、サウジアラビアのイスラム問題・宣教・指導省協賛で、ブラジルのイスラミックコールセンターが開催した。
イスラム問題・宣教・指導省のアブドルラティフ・アル=アシャイフ大臣は、世界中のイスラム教徒、特にマイノリティーのイスラム教徒に対する、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の関心と気遣いを強調した。
同大臣は次のように述べた。「今や世界はコロナウイルスによって変わってしまった。現在の状況は、我々の経済、社会的関係、人々の動きや活動に影響を与えている。したがって、それが法理に影響を及ぼすのも不思議ではない。」
「イスラム教徒は最近の変化を考慮に入れ、信仰に関することであれ、日常的および社会的習慣に関することであれ、予防措置を尊重し、それらを無視してはいけない。イスラム教徒は、自分たちが住む社会の規則と規範に従わなければならない。」さらにアル=アシャイフ大臣は、サウジアラビア政府は、リスクを防ぐ重要性に基づいて、パンデミックと闘うための決定をいくつか下したと付け加えた。
同大臣は、王国が世界保健機関 (WHO) と協力して状況を評価し、パンデミック対応に関する助言と勧告を提供するとともに、イスラム法および保健当局からの勧告に沿って他の措置を講じていると発言した。