
ドバイ : サウジアラビア王太子ムハンマド・ビン・サルマーンは火曜日、湾岸協力理事会 (GCC) サミットに先立ち、カタール首脳が航空機から降機した際、カタール王族、シャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー (Sheikh Tamim bin Hamad Al-Thani) をウラーに歓迎した。
二人は抱擁し、待機する車に向かう赤じゅうたんを歩き始める前に、少し言葉を交わした。
サウジアラビアは月曜日、ドーハでの 3 年におよぶ外交紛争に終止符を打つことを目指す打開協定の中で、同国の空域、カタールとの陸上及び海上の国境を再び開放した。協定全体に関しては、ウラーでの年次サミットで署名されるものと思われる。
第 41 回サミットに先立ち、他の湾岸協力理事会首脳は火曜日、サウジアラビアのウラーに到着した。
ムハンマド・ビン・サルマーン王太子は月曜日、サミットによって、統一戦線を形成し、平和と繁栄を強化し、団結を固めて結束を強め、地域の課題に向き合うことにつながるだろう、と話した。
#LIVE: Leaders of the six Nations that form the GCC start to arrive at Saudi Arabia’s #Alula for #GCCSummit41https://t.co/0sMeAX6iv9
— Arab News (@arabnews) January 5, 2021
サミットの議論では、現在イエメンにおいて進行中の、イランの支援を受けているフーシ (Houthi) 民兵と、アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領の軍隊間の紛争、そして次期アメリカ大統領ジョー・バイデンとの関係についても取り上げられることが期待される。
その間に、エジプト外相サーミフ・シュクリー (Sameh Shoukry) が、サウジアラビアで湾岸協力理事会サミットに参加することが期待される、と政府関係者はロイター通信社に話した。