
アラブニュース
ドバイ:国営サウジ通信の報道によると、アラブ連合軍はサウジアラビアのハミースムシャイトを標的としたフーシ派の無人機を迎撃・破壊した。
報道官のトゥルキ・アル・マリキ大佐は、木曜日のフーシ派による攻撃は戦争犯罪とみなされるさらなる実例だと述べた。
一方、イエメンのアハマド・アワド・ビン・ムバラク外務・移民相は、イランのイスラム革命防衛隊によるフーシ派への支援は、これら2つのグループの過激主義的な性質をさらに証明していると述べた。
アイルランドのサイモン・コーブニー外相とのテレビ電話会議の中で、ムバラク氏は、イエメンの内政に干渉するのをやめるようイランの政権に圧力をかける必要性を強調した。
ムバラク氏はまた、動けなくなった石油タンカー「セイファー号」がもたらしている進行中の危険と、イエメンと地域への環境・人道・経済的脅威についても警告した。同タンカーはフーシ派の管理下にある。
イエメンの外相はまた、フーシ派によるこの問題のごまかしと、国連の技術チームがタンカーに立ち入り、状態を評価し、タンカーを空にすることをフーシ派が許可していない現状に終止符を打つよう求めた。
そしてコーブニー外相は、イエメンの安全・安定・統一に対するアイルランドの熱意と、政治的解決の達成に貢献する用意があることを改めて表明した。
一方、マリブでは激しい衝突で数十人のフーシ派と政府軍が死亡し、地元当局者やNGOはこの戦闘がイエメンの人道危機に大きな影響を与えると警告している。
現在の戦闘の激化は今月初め、イランの支援を受けるフーシ派が石油と天然ガスが豊富な都市マリブの支配権を奪うために大規模な攻撃を再開したときに始まった。マリブはイエメンの北半分でイエメン政府の最後の主要拠点となっている。
マリブでの戦闘に加え、マーチン・グリフィス特使はテレビ会議で国連安全保障理事会に対し、重要な港があるホデイダ県と政府の支配下にあるタイズ県で「暴力と敵対行為の懸念される急増」があったことを伝えた。